【ローソン】ヴィンテージ米&古古古米で食品ロス削減!話題の“熟成米”おにぎりとは?

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コンビニチェーン大手のローソンが、ユニークかつサステナブルな取り組みで注目を集めています。それが「ヴィンテージ米」と「古古古米(こここまい)」を使用した商品の販売。従来なら廃棄や二次利用されることが多かった古い米に新たな価値を見出し、“熟成米”として商品展開する動きが始まっています。

目次

ヴィンテージ米とは?まるでワインのように年号表記

2025年7月上旬より、関東地方の一部ローソン店舗にて、2023年産の「ヴィンテージ米」を使用したおにぎりの販売がスタート予定です。このおにぎりは、パッケージに「Vintage 2023」などと表記されており、まるでワインのような扱いが特徴です。

「ヴィンテージ米」と聞くと驚くかもしれませんが、これはいわゆる“古米”のこと。通常は新米よりも風味が劣るとされがちな古米に対し、ローソンはその保存性や独特の香りを活かした“熟成”の価値を訴求。塩にぎりや梅おにぎりといったシンプルな具材との相性を活かし、素材の味を楽しめるおにぎりとして提案しています。

価格は税抜き120円前後を予定。コンビニで気軽に手に取れる価格設定も嬉しいポイントです。

古古古米(こここまい)とは?3年熟成の政府備蓄米を活用

さらに注目したいのが「古古古米(こここまい)」の販売計画。これは、2021年に収穫された政府備蓄米を活用したもので、ローソンはこの米を全国展開で販売予定です。

この取り組みは中小事業者向けの随意契約が整い次第開始され、関東の店舗からスタートし、1週間程度で全国のローソン店舗に広がる見込みです。販売される米は、1kgパックが税抜360円、2kgパックが税抜700円と、手ごろな価格帯。

“古古古米”というユニークなネーミングも手伝い、SNSなどでの話題化も期待されています。

サステナブルな取り組みとしての意味

ローソンのこれらの取り組みは、単なる珍しい商品ではなく「食品ロス削減」という大きな社会課題に向けた挑戦でもあります。日本では毎年600万トン以上の食品が廃棄されているとされ、その中には食用に適したお米も含まれています。

政府備蓄米は通常、古くなると飼料や工業用アルコールなどに転用されることが多いのですが、ローソンは“食用としての再活用”という新しい選択肢を提示しました。これにより、持続可能な食の循環を目指す企業姿勢が鮮明となっています。

また、家庭でも気軽に「古米」「古古古米」の価値を見直すきっかけとなり、食品に対する意識改革にもつながるかもしれません。

まとめ:ヴィンテージ米で味わう、新しいコンビニのかたち

ローソンが提案する「ヴィンテージ米」や「古古古米」の販売は、単なる新商品という枠を超えた、未来のコンビニを示唆する動きです。

・ヴィンテージ米おにぎりは2025年7月から関東で先行販売
・古古古米は順次全国展開予定、家庭でも購入可能
・どちらも食品ロス削減を目的としたサステナブルな取り組み

「ちょっと変わったおにぎり」「話題の熟成米」という視点でも楽しく、さらに社会貢献にもつながる商品。これを機に、普段の買い物にも少しだけエシカルな視点を取り入れてみてはいかがでしょうか?


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